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【美容師が選挙に行かない理由】

【美容師が選挙に行かない理由】

美容師の投票に行かない人の多くの理由が、
「時間が無なかった」「気がついたら終わっていた」
などだと思います。



これをただ聞くと、一般の方からは、

「なんて政治に関心が薄いのだ。」

「時間が無いのは無能の証拠だ。」

「タダの言い訳。」

などと、言われそうな話だと思います。

僕も同業者の方にはもっと意識を高く持って欲しいなっと思うと同時に。
自分もよく考えてたら、たまにしか選挙に行ってない部類の人間でした。

何故か。


本当に美容師を真面目にやってればやってるほど時間が無い。
今でこそフリーランスで美容師をしているので、なんとか期日前投票に行けましたが、唯一の日時にギリギリ行けた状態でした。

僕も雇って頂いて働いてた頃、特に20歳〜26歳ぐらいの頃、とにかく練習こそ全てだと思っていました。朝は誰より早くお店に行って、朝練、朝練が終わったら、サロンワーク。そして、終電ギリギリまで練習。

誰よりも練習して、誰よりも上手くなる。そんな事を本気で思ってました。
(効率はとても悪かったです。不器用なので。でもその時のバカのつくような努力が今の自分を支えています。)

唯一のサロンがお休みの火曜日には、コンテストに出るか、撮影、講習会など、月に一度も休みを取らないのは、普通の事となってました。

というか「休みなどいらん!」と思っていました。
(今でもそう思ってるところはあります。)

僕たち美容師はチャラいと思われる事もありますが、決して怠け者じゃない。技術の修得やサロンワークに命がけと言ったら大げさかもしれないですけど、全身全霊打ち込んでいるのです。

投票の話に戻ります。


こんな人物が投票に行く時間ってどうやったら取れるのでしょうか。
他の業種の方でも同じような方がいるのではないでしょうか?


僕の住む横浜市金沢区では8時半〜20時までが期日前投票の受付時間です。
じゅうぶん長い時間受付ていると、思うかもしれませんが、
当時の自分では絶対に行ける時間ではありません

まず朝で言えば、8時半には電車に乗っていないと遅刻です。
サロンワーク中、抜けて投票に行く事は不可能。夜20時までは普通にサロンワークをしていました。
お休みの火曜日には、撮影やコンテストがあり、投票に行く時間はない。

土曜日、日曜日は最もサロンワークが忙しくなる曜日。
とてもじゃないけど、投票などいけない。

美容師が投票に行かない、行けない理由はそんな感じです。

僕は今更ながら、投票する事の重要性を感じています。
30代の投票率は3年前は約43パーセント
二人に一人も投票に行ってないのが現状。
4人中3人が投票にいけば、75パーセント
4人中3人ってそんなに難しい事でしょうか?

ひとつアイディアがあります。

投票の時間帯を変えてはいかがかと。

例えば朝8時〜13時夜19時〜24時の二つの時間帯を設ける。

現在の受付時間が8時半〜20時だと11時間30分受付していますよね。
僕の案だと合計しても10時間の受付時間。

夜の受付をする事によって、平日昼間仕事をしている人達が余裕を持って期日前投票に行けます。

美容師の例に戻します。

もし9時〜20時までサロンワークがあったとしても、夜中の期日前投票があれば、サロンのみんなで投票に行っても良いし、それぞれ練習を切り上げて、投票に行く事が出来る。

他の業種の人で考えても、昼間働いてる方が、無理なく行けるようになれば、投票に行く時間も取れるし、じっくりこの人に入れようなどと考えたりもするのではないでしょうか。

夜の受付となると、選挙管理委員の方に負担がかかるなど、言われそうですが。

国の大事な大事な投票なんですよね?
投票に行こうって散々宣伝してますよね?
(多大な宣伝広告費を使って。)
ちなみに選挙管理委員の方の日当はそこそこ良いの皆さん知ってますか?
ボランティアじゃないんです。
一般企業の方も、工場の勤務の方も、看護師に介護士さん、飛行機や空港関係の方だって、コンビニで働いてる方でも飲み屋さんでも夜働いてる人はいっぱいいます。郵便局だって、最近は夜受付をしてくださいますし。

最近では婚姻届を夜中に出しに行くカップルだってたくさんいます。
みんな忙しいんです。時間が無いんです。

働いてる人が無理なく投票に行ける環境をつくる事も重要なのでは無いでしょうか?


これが確立すれば、必ず投票率もあがるし、投票率があがる事により、政治に関心を持つ若い人も増え、無駄な税金の使われ方も少なくなり、もっと民意が反映される事に繋がるのではないでしょうか?

もちろん今回の選挙について、こんな事を言ってももう遅いのです。

美容師の皆さん、なんとか時間作って、期日前投票に行ってください。
まだ間に合います。
サロンオーナーの方々ご協力お願いします。
僕のちっちゃな声じゃ全然足り無いんです。
チカラを貸してください。
スタッフの皆さんに投票行くように一言だけで良いので、声をかけてください。

ちなみに先日のイギリスでの国民投票の受付時間は、
朝7時から22時までだったようです。
また、投票所として、レジャー施設、スポーツクラブやパブ(飲み屋)、美容院なども使うそうです。
投票率は70パーセントを超えています

僕が今回書いたのは只の一案です。
でもアイディアや工夫で、投票率を上げる事はできるはず。

そして、アイディアや工夫で、もっと国をより良いものにしたり、
税金の無駄遣いを減らしたり、皆さんの生活が本当の意味で豊かになる事に
繋がるのではないでしょうか?

もう一度言います。

今回の選挙。なんとか時間作って行ってください。
もっと皆さんが無理なく投票できるシステムはその後創れば良い。
僕の声は小さい。
皆さんの協力が必要です。

一人一人のちっちゃな行動で大きなチカラになる事がきっとある。

7月10日、投票日、もしくは期日前投票。
まだ間に合います!



※この記事は2016年7月7日に投稿したものです。
その後、改善されていく事を願って置いておきます。



この投稿はたくさんの方にシェア・賛同されました。

「24時間受付にしましょう」という方も いらっしゃいましたが、
期日前投票の日数を減らして、24時間受付の日をつくるのも、悪くない気もします。

いづれにせよ、日本を良くするために色んな面でまだまだ改善が必要ですね。

微力ながら貢献していきたいものです。


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畠山和宏(はたけやま・かずひろ)1982.06.01 International Creative Director / 株式会社白和馬 代表取締役
パリを拠点に活動する美容師、フォトグラファー。
現在、横浜に自社マンションを建築、二棟の経営者。

日本でトップスタイリストとしてサロンワークをはじめ、コンテストでも多くの受賞、撮影などで活躍後、渡英。
ロンドンの中心、ボンドストリートにて3年間サロンワーク、撮影の日々。日本に帰国後プライベートサロンrin Hair Aescetic を開設。
オーナー兼、フリーランスの美容師となる。
同時にrinPhotoOfficeも開設。
カメラマンとしても多数の撮影を手掛ける。
毎月パリと日本を往復し、国内外で活躍するマルチタレント。

(2014年某美容雑誌インタビュー記事より一部引用)

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