世界で一番美味しかったイタリアン
今までの人生で一番美味しかったものって何ですか?
僕には絶対に忘れたくない、人生で一番美味しかったイタリアンがあります。ちょっとその話をしたいと思います。
これを書こうと思ったのには理由があって。
最近、日本の価値観がちょっとお金や経済に傾きすぎて、大事な物を見失ってしまってる人も多いような気がして。
大人がそんなんじゃ、これからの若者や子供達にとっても、お金が全てってなりそうな気がして、危機感を感じています。
もちろんお金は大事。子供を養うのだって、良い教育を受けさせるのだって、お金はかかる。
国にしたって、国民にしたって、経済大国であった日本を守りたいとか、贅沢な暮らしを守りたいんでしょうね。
でもね。。
本当思うのが、時間ってお金で買えるほど安くないって事。
本当の贅沢って、お金があって、良いマンションや家に住んで、ブランドもの身につけて、高いレストランにいく。
そんなことじゃないと思う。
(こんな事言うと、叩かれたり、綺麗事言うなっとか、バッシング受けるのは百も承知。ただちょっとだけ耳を傾けて欲しい。)
仕事に追われてばかりの自分にイタリア人は教えてくれました。
本物の価値を。愛しい時間を。
前置きがだいぶ長くなってしまいましたが。。
そんなこんなで、色々思うところがありまして。。
どんなにお金があっても食べれない、世界で一番美味しかったイタリアンの話をしようと思います。
この話は、自分自身が4年前の1月に書いたものです。
まだその当時、英語もロクに話せなかった日本人が、イタリアでとても良い経験をした時の話です。
こっからちゃんと読んで欲しいですm(_ _)m
泣くほど幸せな時間 in Italy
クリスマスの24日から27日までイタリア行ってきました。
記憶力の衰えてきた自分のために日記を残さなければ!!
ロンドンで友達になって一番仲良かったアレックス(イタリア人)。
彼とは何回飲みいっただろうか?
とにかく良いやつで、とっても真面目なイタリア人!
アレックスの家はベネチアの空港から車で1時間ほど、
ちょっと田舎のほうの「ポルデノーネ」という町にあり、
のどかな良い場所でした。
日本の田舎と同じような感じですね。
違いはブドウ畑が多いってことかな??
アレックスのお母さんとお父さんは、
クリスマスというイタリア人の家族にとって貴重な時間に
のこのこやってくる日本人に対して、ほんとに優しく接してくれました。
そしてイタリアの家庭料理&クリスマス料理を披露してくれました。
やっぱりイタリアはおいしい!
家族みんなで食べる食事は温かい!!
ロンドンでは一人寂しく食べることがほとんどですからね~~。。
お父さんは食事中いっつもワインを飲んでました。ランチから。
僕も一緒に昼からワイン!
イタリアのワインはほんとにおいしい☆
なのに安い!
近くで作ってるのを買っているそうで、ほんとにおいしかったぁ。
そしてもちろんクリスマスケーキ!
クリスマスケーキもおいしかったけど、
お母さんの手作りティラミスはもっとおいしかったなぁ。
食後はいつもお母さんがコーヒーをいれてくれる。
これがまた格別!
もともとあまりコーヒーを飲まない自分にさえも
イタリアのはやっぱりおいしい。
カフェのも美味しいけど、一番はイタリア人のお母さんが
心を込めていれたもの
心を込めていれたもの
それから、それから、
イタリアではクリスマスツリーにプレゼントを置いておき、
12月25日に開けるらしい。
親は息子へ。息子は親へプレゼント。
「いいなぁこういうの」って見守っていたら・・。
お母さんとお父さんが僕にまでプレゼント用意してくれてました!
ほんとにこの優しさには喜びを超えて、びっくりさせられてばかりです。。
だって、見ず知らずのイタリア語もしゃべれない日本人に
誰がこんなに優しくしてくれるって思いますか??
貰ったマフラー大事にします。(T ^ T)
アレックスの友達のイタリア人にもいっぱい会って、一緒に飲んでピザ食べて!
10人以上に会ったのではないかな??
ほんとにみんなフレンドリー!
英語苦手な人も一生懸命話しかけてくれた。
もう幸せの絶頂でした。。
お別れの日、ランチの時間
いつものようにお母さんのランチを食べ、コーヒーを飲んでる時。。
僕はこれが最後のお母さんのコーヒーだなぁ。なんてちょっと寂しい気分になっていたときです。
お母さんがアレックスに何か話していて。
「なにかなぁ」なんて思っていたら、アレックスが通訳してくれて。
「僕のお母さんが言ってるよ。
ほんとに来てくれてありがとう。
カズが来てくれたから、特別なクリスマスになったよ!」
ほんとに来てくれてありがとう。
カズが来てくれたから、特別なクリスマスになったよ!」
って伝えてくれました。。
もうほんとに涙がこみ上げました。
いっつもおいしい食事を用意してくれ、プレゼントまで貰い。
僕の部屋をピカピカにして用意してくれて、こっちが感謝の気持ちでいっぱいの時に、
まさかむこうが、お礼をしてくれるなんて。。。
僕はもう声がでなくなってしまいました。
ただ堪えきれない涙で、「ありがとう」って言葉を伝えるのが精一杯でした。
別れの時
お父さんとお母さんはいつものように見送ってくれ、握手とハグと優しい言葉。
また涙がでてしまいました。。
ほんとに幸せな3日間でした。
心からの感謝でいっぱいの、最幸の旅でした。
最後の日おまけでベネチア一日。。
でもやっぱりアレックスの家がぼくにとっては最高でした。。
終わり。。
〜〜〜ここまでが4年前に書いたブログです。〜〜〜
お金で買えないものって・・・
あると思うな・・。
あなたにとって、
最高の味ってなんですか?
長いブログ、最後まで読んでくださった方ありがとうございました☆
自分自身にとって、何が大事か、本当に大事なものって何か。
人によって違うのは、素晴らしい事。
そういう本質の部分とちゃんと向き合って生きていきたいものですね。
これからの若者達が、人生の味音痴にならないよう願っています。
生意気いってすいません。ではでは。
自分自身にとって、何が大事か、本当に大事なものって何か。
人によって違うのは、素晴らしい事。
そういう本質の部分とちゃんと向き合って生きていきたいものですね。
これからの若者達が、人生の味音痴にならないよう願っています。
生意気いってすいません。ではでは。
※たまにシェアしても良いですかと質問うけますが、悪用しなければ、基本的にご自由にお使い頂いて構いません。
過去に書いたものでつたない文章ですが、
何かを感じて頂き、少しでもお役に立てたら幸いです。
ありがとうございます。