【Facebookプロフィール写真の変更した人を否定するのをやめてくれ】

【Facebookプロフィール写真の変更した人を否定するのをやめてくれ】

今回のテロについて思う事が色々ありますが。
ひとつ触れておきたい事があります。
Facebookプロフィールの背景をフランスの国旗に変更した方々を否定する記事を見たりシェアしているものを見ました。
その理由としては、
•テロが起きているのはパリだけではない。
もっと多くの犠牲者がでているところもある。
•フランスも空爆している。
•そんな事して意味あるの？
•軽率な行動に見える。
•違和感を感じる
などなど。
自分を賢明な人間だと思っているのか色々言いたい事があるんでしょうね。

ただこれだけは言える。
プロフィール写真をトリコロールカラーに変えた人たちは、その思いが大きいか小さいか。重いのか軽いのか。それは別として、ほとんどの人が平和を祈っている。

パリにいる友人の顔を思い浮かべては、無事や平和を祈らずにいられないのでしょう。

僕自身にも多くの方がメッセージを寄せてくださったり、心配するコメントをくださりました。その方の中でも写真を変更している方々も多く、気持ちが嬉しかったです。

【そもそも平和の願い方も十人十色でいいんだよ】
そう思います。
人によって、平和を思う伝え方も、行動の仕方も違うでしょう。
時には違和感を感じる時もあるでしょう。
でもそんな時こそ、人を軽率に否定する気持ちをグッと抑えてみてはどうでしょう？

悲劇が起きたのはパリだけではない。
もちろんそうですよ。

でもパリの平和を祈る事で、それが世界の平和を祈る事に、行動に移すきっかけになる方もいることは悪い事じゃない。


【僕は僕に出来る事を】
まずは友人やお客様の家族や関係者の無事を心から祈っております。
またパリに住んでる方が、街で普通に過ごせるようになりますように。

そして、世界の平和の貢献に微力ながら、関わっていきたいと思います。


【理想を持たなきゃ理想には近づけないんだよ。】
よく理想論だろ。
そんな否定をする方も多くみかけます。
つまらない考え方だと思います。
人種や宗教を超えて、平和に向かい知恵をふり絞る。
必要な事だと思います。


【日本はこれからどうやって関わっていくのか】
今回のパリの事件についてもそうですが、テロについても、これからの国際協力についても。
日本は先進国のひとつとして、国際協力を全面的にしていくべきだと思います。
それと同時に、唯一の被爆国であったり、イスラム圏の方からの信頼もあったりと、特殊な立ち位置を出来る国だとも思います。

いづれにせよ、世界は難しい局面を迎えています。

何が正しいかなんて誰にもわからないけど、気持ちを持つ、知恵をだす。他者を思いやる。
大事な事はまずは単純な動機から。
シンプルに。
本質のある行動から、それを実現していく。

色々書いてしまいましたが、
テロが起きてから、毎日、パリに住む友人やお客様、そしてお店のスタッフ。
顔が何度も思い浮かびます。

パリの生活をアップしている方を見つけては、あぁこの方は無事だったんだな。
って少しの安堵を感じたりします。

ありがとう。。

行った事ある劇場やスタジアムでのテロ。
本当にショックでした。

皆さんの無事、本当に祈っています。

僕も予定通り、今月２５日にパリに戻ります。

皆さんとの再会を心待ちにしております。


畠山和宏